重度訪問介護従業者養成研修
次回の研修は、2025年3月の実施を予定しております。詳細が決まり次第、このホームページでご案内します。
参考として、2024年9月21日より実施した研修のご案内を掲載しています。
台風10号接近のため実施日を延期しました。(8月31日から実施→9月22日から実施 要綱PDFの日程・場所に関する記載は適宜読み替えてください)
このページの目次
重度訪問介護従業者養成研修について
重度訪問介護とは、重度の障害のある人が生活において必要とする介助を公的に保障するための制度です。
この仕事をする人を「重度訪問介護従業者」と言いますが、一般的には「ヘルパー」や「介助者」と呼ばれています。
本研修を修了すると、重度訪問介護事業所で「重度訪問介護従業者」(ヘルパー/介助者)として働くための資格を取得できます。
既に障害者支援に関わっている方はもちろん、学生の方、障害者福祉分野でのキャリアアップを目指す方、障害者支援の経験のない方も歓迎です。
皆様の受講申込をお待ちしています。
2024年度夏季重度訪問介護従業者養成研修(基礎課程、追加課程)
*以下は概要です。詳細は「受講生募集要綱」をご確認ください。
受講生募集要綱
カリキュラム表
チラシ(PDF)
実施日
*研修修了(資格取得)にはすべて受講必要
このページには台風10号接近による延期後の日程・場所を記載しています。(要綱PDFの記載は適宜読み替えてください。)
- 集合研修:2024年9月21日(土)9月22日(日) 講義と演習12.5時間
- オンデマンド研修:2024年9月22日(日)~9月29日(日) 動画視聴と課題提出5時間
- 個別研修:2024年9月23日(月)以降で別に定める日(利用者宅での実習3時間)
実施場所
京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)第7研修室 及び利用者宅
京都市中京区聚楽廻松下町9-2
交通アクセス:「丸太町七本松」バス停より徒歩3分、「千本丸太町」バス停より徒歩8分
講師
主催・協力
主催:特定非営利活動法人ゆに
協力:特定非営利活動法人スリーピース
受講申込要件
以下の1.~4.をすべて満たしていること。
- 中学校卒業以上であること。
- 重度の障害者の支援に現に従事していること。または今後従事する意思があること。
- 集合研修、オンデマンド研修、個別研修のすべての科目を受講可能であること。
- パソコン・タブレット端末等でインターネットにアクセスし、動画の視聴及び所定の課題の提出ができること。
受講料(教材費、消費税、保険料込)
- 一般:\29,700
- 優待:\19,800(主催・協力団体での就労(予定)者または登壇者の推薦がある方で、学生以外の方)
- 学生:\13,200
受講申込受付期間
2024年6月17日(月)~2024年9月15日(日)
*定員(15名)に達したときは早期に受付を終了する場合があります。
受講申込から研修修了(資格取得)までのながれ
- 「受講生募集要綱」の確認:<受講申込前に必ず>「受講生募集要綱」をすべて読み、本研修がご自身の条件に合うかどうかご確認ください。事業所からお申込の場合、必ず受講される方ご本人も「受講生募集要綱」をご確認ください。
- 受講申込:受講申込フォームにて、受付期間内に受講申込をお願いします。折返し入力されたメールアドレス宛てに確認メールが送られます。
*「事業所等メールアドレス」欄にニュウリョクされたメールアドレスには、確認メールは送られません - 受講可否のご連絡、受講料納付のご案内:上記2.の確認メールとは別に、後日担当者よりメールでご連絡を差し上げます。受講申込からこのご連絡までには日数を要する場合があります。
*受講申込時に事業所等の連絡先を入力された場合は、同じ内容を事業所等にもお送りします - 受講料の納付:上記3.のメールのご案内に従って、ご案内から概ね1週間以内に受講料のお振込みをお願いします。
- 「受講にあたってのご案内」の送付:集合研修初日の数日前までに、研修開場へのアクセス、当日の持ち物や服装等についてメールでご案内します。
- 集合研修の受講:初日の受付時に本人確認書類(顔写真入りの公的身分証明書、学生料金で受講の方は学生証)の提示をお願いします。
- 個別研修の日程調整:集合研修初日の講義開始前に、個別研修の日程調整のため、皆様のご都合をお伺いします。確定した個別研修の日程は、集合研修2日目終了時にお知らせします。
- オンデマンド研修の受講:集合研修の後、所定の期間内に、オンデマンド科目の動画を視聴し、課題を提出してください。操作方法等の詳細は集合研修の際にご案内します。
- 個別研修の受講:個別にお知らせする日程・場所で受講し、所定の「個別研修レポート」をオンラインで提出してください。詳しくは集合研修の際にご案内します。
- 仮修了証明書の交付:修了要件を満たした方には、仮修了証明書をメールにてお送りします。正式な修了証明書がお手元に届くまで、資格の証明等にはこちらをご利用ください。
- 正式な修了証明書の交付:受講生全員の個別研修が終了した後に発行手続きを行い、受講申込時に入力された住所宛てに郵送します。
受講生の声(研修後のアンケートより)
「障害のある人に対する理解と知識を深めてよりよい介助ができるようにと受講しました。
カリキュラムの量が多く時間も長かったので無事に受講しきれるか不安でしたが内容が興味深く、実習もあったり、またなにより講師の皆さんの熱い愛情や想いを感じて全行程を興味深く受講できました。
障害はひとそれぞれ違っているのでその対応も型やパターンにはめることはできず、そこにはコミュニケーションが重要になるという事を特に学びました。
コミュニケーションと言っても言葉のやりとりや情報交換だけでなく、その向こうにある想いをくみ取ったり、心の動きを感じたり、お互いの理解と信頼を深める事によって、心の通った介助へ繋がると思いました。
コミュニケーションの方法のひとつとして文字盤を製作し、それを使った実習が興味深く、印象に残っています。
障害のある人の暮らしに壁があるのなら、そこを逃げるのではなくどうやったら超えられるかという姿勢を強く感じました。
この研修を生かして、コミュニケーションを大切にし、利用者に合った介助の仕方を考え、信頼関係を築いていける介助を目指したいと思います。
この研修を受講すると、障害者支援に携わる上で基本的に大切な事は何かを知る事が出来、また実習などで介助される側の体験をすることで介助される側の想いに寄り添う事ができて、よりよい介助に繋がると思います」(大阪府 社会人)
「どの研修科目でもそうですが、座学だけでなく実際に体を使って体験出来たことが私にとって大きな学びでした。
体験も、ヘルパー側だけをするのではなくて、ペアで組んで利用者側の体験もできて、その中でヘルパー役として介護をする時に、一番利用者にとって良い方法で介護を行なっていると思っていても、交代して利用者側になってみると違和感が残っていたり、不安感があったりと良い方法ではないということに気づけました。
思い込みや自分の考えだけにこだわるのではなく、自分も体験してみたり、利用者さんとしっかりコミュニケーションをとってその時の気持ちや感情を聞くことは、利用者さんにとっても自分にとっても大切なことだということがわかりました。
利用者さんやヘルパーさんなど、色々な人から感じていることや、考えなど多くの話を、様々な視点から聞くことができました。
私は今回の研修で、研修を受ける前と比べて自分の知っていた、感じていた世界が少し広がったと感じています。
この今私が感じていることを、もっと多くの人にも感じてほしいと思うし、何よりも利用者さんや、研修を開いてくださっていたゆにのみなさんの人柄がとても良くて、この研修がとても楽しかったです」(京都府 大学生)
「実際に利用者さんとお話させて頂だいて、車イスでの外出もさせて頂き、とても貴重な体験をさせて頂きました。
自立支援の大切さと信頼関係の大切さを感じる事が出来ました」(京都府 社会人)
「実際に透明文字板を使ってのコミュニケーションをしたり、個別研修で実際に障がい者の方と触れ合ったりした事で、今の自分に何が足りてないかを知れて有意義でした。
フルタイムで働きながらの受講でしたが短いながらも様々な情報が詰まっており、学ぶという事をすること自体が久しぶりなので楽しかったです」(京都府 社会人)
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